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この頃になると、グループで投資を始めてから約2年がたち、株数も銘柄も増えていました。 B株の決算期は12月末日で、公表は4月です。
この時期に話題になるのは無償株と配当金のことです。 98年に無償株がついた銘柄と無償率をあげてみましょう。
上海B株は、上海フレンドシップ3割、黒竜江電力5割、新亜集団3割、上海広電電子2割。 深川B株では山東シンミン紙業4割、広東電力3割などとなっています。
3割無償は30%の株がダダでもらえるということです。 黒竜江電力は5割ですから50%、さらに低迷を続けた中国本土株99年は、中国本土の上海B株、深洲B株が最安値をつけた年でした。
つまり株数が1.5倍に増えることになります。 株価が安くなっても、それは単に数字が小さくなっているだけの話です。

株価は将来大きく上がれば、それでいいのです。 無償で株数が増えているということは、資産を作るという目的に着実に近づいていることになります。
配当金も優良企業ほど多く出します。 買い値の3~5%、あるいはそれ以上になるところも少なくありません。
現在の日本の銀行預金では考えられない利回りです。 98年の銘柄で見れば、国際旅行社、上海フレンドシップ、山東シンミン紙業、広東電力、方正香港などの企業がこれに当たります。
低迷する株価を除いて(じつは下がっているほうが株数が買えるからいいのですが)、無償株分と配当金だけを見れば着実に前進しているのです。 私個人で持っている銘柄にも多くの無償株がついたのはいうまでもありません。
グループのメンバーには、無償株の力を肌で実感してもらった年でもあります。 この年からは、優良企業に関しては2回、3回と同じ銘柄を買い足して株数を増やしていきました。
加えて他の銘柄も買ったので銘柄数も増えていきました。 98年の配当金は7万円でした。
私にはB株に対する市場人気のなさの表れだとしか考えられませんでした。 海外の投資家からは見放されていたのです。
やはり、国有企業に対する国のリストラが山場を迎え、企業も改革の真っ最中というところだったので先が見えづらかったのが最大の原因でしょう。 優良株の陸家噴でも30円以下、東方通信でも30円台と、もうめちゃくちゃのバーゲンセールでした。

これでは、まるで中国がつぶれてなくなってしまうとでもいうかのような、将来は真っ暗といった感じの株価です。 普通の投資家が中国株に悲観的になったために下がっているのですから、一般の人は怖くて手が出せなくて当然です。

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